一只咖啡杯,拯救日本六大古窑“备前烧”
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微读日语---连载第296篇
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导读
陶艺是日本传统文化中的重要组成部分。今天的文章将为大家介绍冈山县著名的“备前烧”。最近,“备前烧”制作中的材料浪费问题引起了不少环保组织的关注,传统工艺中的“环保运动”会是什么样的呢?让我们来看一看吧。
正文

けれど、焼やき締しめた陶とう器きは有ゆう機き物ぶつが消しょう失しつしているため、そのままでは土つちに還かえすことができない。また、地域ちいきの特徴とくちょうある土つちが年々ねんねん減少げんしょうしつつある原料げんりょう問題もんだいも同時どうじに現場げんばの悩なやみのひとつとなっていた。
そこで、陶とう器きごみをリサイクルし新あらたな作さく品ひんとして生うまれ変かわらせるプロジェクト「RI-CO」が立たち上あがった。岡おか山やま県けんで焙ばい煎せん工こう場じょうを営いとなむ経けい営えい者しゃと耐たい火か煉れん瓦が会がい社しゃがタッグを組くむことで、これまで廃棄はいきされるままになっていた陶器とうきごみの再利用さいりようが可能かのうに。
リサイクルに応用おうようされたのは、使し用よう済ずみレンガや失しっ敗ぱい作さくで実じっ施しされるレンガを粉砕ふんさいしてから再生さいせいするという技術ぎじゅつ。他たの産地さんちの土つちを混まぜることなく、100%備前びぜんの素材そざいだけで循環させることを心こころがけた。こうして試行しこう錯誤さくごの末すえ、誕生たんじょうした「RI-CO BIZENマグカップ」。廃棄はいきされるはずの陶器とうきごみは、もう一度いちど、備前びぜんの再生さいせい素材そざいとして活用かつようされ、地球ちきゅうにやさしいマグカップとして生うまれ変かわった。


