携帯電話の先駆けになったショルダーフォンが登場したのがまだ昭和の1985年。当時は20万円もする高級品でバブル期のステータスでしたが、重さはなんと3キロ。その後も徐々に小さくはなるものの、本格的な普及には至らず。「How are you」平成元年の契約数はわずか49万台でした。大きな転換期を迎えたのは平成11年のこと、「話す携帯から使う携帯へ」携帯電話をインタネットにつないだ「iモード」です。これを機に様々なサービスが登場します。「俺の着メロはガッチャマンだ、ハハハ」。街を歩けば聞こえてくる着メロブームに。「はい、チーズ」カメラ付きの携帯電話による写メールも大流行。この時には携帯電話の契約数はおよそ8100万台日本独自の進化を遂げた携帯電話はガラケーと呼ばれるようになりました。しかしこのガラケーに見たこともない敵が現れます。「3、2、1、0!」アイフォンの日本上陸です携帯電話を買うために1500人を超える行列ができました。「パソコンが手のひらに来た」。このアイフォンの登場で携帯電話の端末は、いわゆる「ガラケー」から「スマートフォン」にシフトしていきます。「可愛い」「インスタ映え」という流行も誕生し、もはや写真のために食べ物を買う時代。携帯電話が良くも悪くも人を24時間つなげるようになったのが平成の30年間でした。そして今、世界の通信会社が注力するのは端末ではなく電波そのものです。こちらのロボット、実は遠隔地にいる操縦者の動きと一致しているんです現在の100倍という通信速度の次世代通信規格5Gを使ったロボットの遠隔操縦です。人が立ち入れない場所での作業などで活用が期待されていて、ロボットが触った感触まで操縦者に伝わります。この30年想像もつかないほどの勢いで成長した通信の技術。「まずは10年後、何が起きるか全く想像ができないというのが私の今の印象です」。今や計算上、一人一台以上携帯を持つ時代。次の通信はどんな形になるのでしょうか。